「障害者のスポーツに関する意識調査」の結果について

2026年3月30日

東京都では、都内に居住する7歳以上の障害のある方のスポーツに関する意識を調査し、「2050東京戦略」(令和7年3月策定)及び「東京都スポーツ推進総合計画」(同年3月策定)に達成指標として掲げる「障害のある都民(18歳以上)の週に1日以上のスポーツ実施率(2035年までに50%以上)」の達成状況等を把握することを目的として、「障害者のスポーツに関する意識調査」を実施しました。この度、下記のとおり、調査結果をとりまとめましたので、お知らせします。

本調査結果を参考として、障害特性やスポーツへの取組状況等に応じた施策を多面的に展開し、パラスポーツの振興に取り組んでまいります。

1 調査の概要

(1) 調査方法

無記名式のインターネット調査(手帳保持者の割合等により障害種別毎に回収目標数を設定)

(2) 調査対象

インターネット市場でモニター登録している方のうち、以下に該当する方

・都内に居住する障害者(7歳以上)
※回答者は本人あるいは同居する家族

(3) 調査期間/回収数

令和7年11月15日~11月28日/3,019人

2 調査結果の主なポイント

週に1日以上スポーツや運動を実施した人(18歳以上)は45.0%、
スポーツや運動を実施していない人(18歳以上)は40.5%

■この1年間のスポーツ・運動の実施頻度(18歳以上2,748人の回答)
「週に1日以上実施」45.0%、「週に1日未満実施」11.0%、
「実施しているが頻度不明」3.5%、「実施していない」40.5%

■この1年間のスポーツ・運動の実施頻度(7~17歳271人の回答)
「週に1日以上実施」55.7%、「週に1日未満実施」14.0%、
「実施しているが頻度不明」2.2%、「実施していない」28.0%

【「障害種別」等で集計した、週に1日以上のスポーツ・運動の実施者】
障害種別 (18歳以上) (7~17歳)
①聴覚・平衡機能障害 56.3% 85.2%
②内部障害 52.0% 38.1%
③視覚障害 44.1% 56.5%
④音声・言語・そしゃく機能障害 43.6% 50.0%
⑤精神障害 41.6% 48.8%
⑥肢体不自由 41.4% 63.0%
⑦知的障害 39.0% 56.0%
障害発生時の年齢別 (18歳以上) (7~17歳)
①出生時 44.3% 55.6%
②中途障害 45.2% 55.9%
就業状況別 (18歳以上)
①仕事をしている 52.1%
②福祉的就労をしている 47.2%
③仕事をしていない 38.6%

(以下、18歳以上の数値を記載)

身近な場所において、健康・体力づくり等を目的に運動を実施した人が増加

■実施場所(上位5位まで)(18歳以上のスポーツ実施者1,634人の回答、複数回答)
①「道路や遊歩道」53.8%(前年調査より7.3ポイント増加)
②「自宅」37.9%(前年調査より0.3ポイント減少)
③「広場や公園」30.8%(前年調査より0.2ポイント増加)
④「民間のスポーツ施設」14.7%(前年調査より0.1ポイント増加)
⑤「公共のスポーツ施設(障害者専用施設以外)」11.1%(前年調査より1.5ポイント増加)

■スポーツ・運動を実施する理由(上位5位まで)(18歳以上のスポーツ実施者1,634人の回答、複数回答)
①「健康・体力づくりのため」69.7%(前年調査より8.0ポイント増加)
②「運動不足解消のため」53.6%(前年調査より6.7ポイント増加)
③「楽しみや気晴らしのため」37.2%(前年調査より0.9ポイント増加)
④「リハビリテーションや医療・治療のため」18.6%(前年調査より3.4ポイント増加)
⑤「精神の修養や訓練のため(心をきたえるため)」12.5%(前年調査より1.1ポイント減少)

■実施種目(上位5位まで)(18歳以上のスポーツ実施者1,634人の回答、複数回答)
①「ウォーキング、散歩」78.0%(前年調査より6.5ポイント増加)
②「体操」26.0%(前年調査より2.1ポイント減少)
③「室内運動器具を用いる運動」15.7%(前年調査より1.4ポイント増加)
④「水泳・遊泳」10.4%(前年調査より1.3ポイント増加)
⑤「陸上競技」6.9%(前年調査より1.4ポイント減少)

■一緒に実施する人(上位5位まで)(18歳以上のスポーツ実施者1,634人の回答、複数回答)
①「一人」60.7%(前年調査より7.5ポイント増加)
②「家族」29.1%(前年調査より0.7ポイント増加)
③「福祉施設の職員・仲間」10.5%(前年調査より1.5ポイント減少)
④「スポーツ教室の指導者・仲間」6.4%(前年調査より0.9ポイント増加)
⑤「その他の友人・知人」6.1%(前年調査より1.0ポイント減少)

■スポーツ・運動を実施しない理由(上位5位まで)(18歳以上のスポーツ非実施者1,114人の回答、複数回答)
①「活動したいと思わない」58.8%(前年調査より2.9ポイント増加)
②「医師に止められており、身体的にできない」10.0%(前年調査より2.4ポイント減少)
③「金銭的な余裕がない」9.0%(前年調査より1.1ポイント減少)
④「自分に合ったスポーツや運動の情報がない」8.0%(前年調査より0.6ポイント増加)
⑤「どのくらい体を動かしたらよいかわからない」8.0%(前年調査より1.3ポイント増加)

スポーツや運動に関心がない人が全体の約3分の1(35.3%)(前年調査より1.3ポイント増加)

■現在のスポーツ・運動への取組(18歳以上2,748人の回答)
①「スポーツや運動に関心はない」35.3%(前年調査より1.3ポイント増加)
②「スポーツや運動を行いたいと思うができない」25.9%(前年調査より2.4ポイント増加)
③「スポーツや運動を行っているが、もっと行いたい」16.3%(前年調査より5.1ポイント減少)
④「スポーツや運動を行っており、満足している」22.5%(前年調査より1.4ポイント増加)

スポーツや運動を行う際に必要と考える支援は様々

■スポーツ・運動の実施に必要と考える支援(上位5位まで)(18歳以上2,748人の回答、複数回答)
①「会場までの送迎」13.4%
②「交通機関(電車やバス)やまちのバリアフリー化」13.2%
③「障害にあわせた教室やプログラム」13.0%
④「適切な指導者やコーチ、トレーナー」10.5%
⑤「障害者への施設開放の促進(障害者が優先的に使える施設が増える)」10.3%

この1年間にスポーツを観戦した人は69.6%

■この1年間スポーツの観戦経験(18歳以上2,748人の回答、複数回答)
①「テレビ・ラジオ・インターネット配信等で観戦した」53.3%
②「観戦していない」29.1%
③「スタジアム・体育館・沿道などで実際に観戦した」16.3%
④「わからない」11.9%

この1年間に何らかのスポーツを支える活動に関わった人は25.3%

■この1年間に関わったスポーツを支える活動(上位5位まで)(18歳以上2,748人の回答、複数回答)
①「スポーツを通じたボランティア(スポーツ大会や教室などの不定期的な活動)」5.2%
②「スポーツ活動などの運営や支援(クラブ、スポーツ団体等の定期的な活動)」5.0%
③「子供のスポーツや運動の部活動やクラブ等の運営や支援(試合の審判・応援、地域等のスポーツチーム監督・コーチなど)」5.0%
④「わからない」8.5%
⑤「活動していない」73.0%

デフリンピック認知度は68.4%(前年調査より19.7ポイント増加)

■東京2025デフリンピックの認知度(18歳以上2,748人の回答)
「よく知っている」7.4%、「ある程度、知っている」28.1%、
「一度でも、見たり聞いたりしたことがある」32.9%、「一度も、見たり聞いたりしたことがない」31.6%

デジタルデバイス・UC機器を利用したい人は35.1%

■デジタルデバイス・UC機器の利用状況(18歳以上2,748人の回答)
①「利用したことがあり、今後も利用を続けたい」6.5%
②「利用したことはないが、これから利用したい」28.6%
③「利用したことがあるが、今後利用を続けたいとは思わない」3.3%
④「利用したいと思わない」61.5%

令和7年度意識調査報告書

問合せ先

スポーツ推進本部 スポーツ総合推進部 パラスポーツ課
電話:03-5320-6286